CONSPIRACY & DRAMA
VIVANT22話直前考察|黒幕はCIAか?
シーズン1のサムとエルサレムの男”ピョードル”が示す第三勢力
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⚠ 本記事は続編(シーズン2)第21話までの内容と、第22話の予告に踏み込むネタバレ考察・予想記事です。未視聴の方はご注意ください。推理は放送内容と公開情報をもとにした筆者の考察で、ネット上で話題になっている説も紹介しています。公式設定ではありません。
別班員の奪還作戦は成功し、乃木たちはゴルバドから脱出しました。しかし物語は終わっていません。野崎とドラムはまだシンシーの手の中にあり、地上に残ったチンギスは投降した。そして第22話の予告では、別班の櫻井司令がこう口にします——「やつらはジャミーン以外、抹殺するでしょう。それも我が国日本で」。
残りは3話。ここから物語は、三つの問いに向かって収束していくはずです。ジャミーンをめぐる日本での攻防はどうなるのか。この争奪戦を盤の外から見ている「第三勢力」は誰なのか。そしてリュウという男はどこへ行き着くのか。
本記事では、第22話の予告を手がかりに日本での攻防を予想したうえで、シーズン1の第1話にまで遡り、CIAのサムと、第13話で野崎がエルサレムで接触した「ピョードル」という男の線から、物語の背後にいる勢力の正体に迫ります。
VIVANT22話はどうなる?予告から読む「ジャミーン争奪戦」
まず、第22話の予告で示された材料を整理します。
- 櫻井司令の警告「やつらはジャミーン以外、抹殺するでしょう。それも我が国日本で」。シンシーの狙いがジャミーン本人の身柄であり、そのためなら周囲の人間を消すことも厭わない——という読みを、別班のトップ自らが示しています。
- 「ジャミーンを守らないと」というドラムの声携帯を通した音声として流れています。いまだシンシーの元にいるはずのドラムが、外へ向けて何かを伝えようとしている可能性があります。
- 暗闇でおびえる薫とジャミーン「ジャミーンを狙う、敵の襲来」というテロップとともに映し出される場面です。
- 「すべての鍵を握るのは”奇跡の子”ジャミーン」「その正体が、ついに明らかに」第19話・第20話で、ジャミーンがエリシャの娘プリシャであることはほぼ確実になりました。それでもなお「正体」という言葉が使われる以上、まだ明かされていない何かがあると考えるべきでしょう。
発端は野崎の「暴露」だった
この攻防の引き金は、第20話の場面にあります。タイランの屋敷で、エリシャがプリシャを連れ去った二人の侍をベキとアディエルだと特定した。そこで野崎は、アディエルには9歳になる娘がいて、いまは日本にいることまで明かしてしまいます。リュウはすぐさま、日本で動くための指揮権をハンに求めました。
ここで重要なのが、ハンの答えです。日本にいたシンシーの工作員は、すでに別班に拘束されている。補充には1週間以上かかる——。別班員の家族を拉致しようとした工作員は、黒須の弟で特殊作戦群の隊員でもある翼に取り押さえられていました。シンシーは日本で、すぐには手を出せない状態にあったのです。
薫の口を塞いだのは誰か——一瞬映った「腕時計」
では、予告で薫の口を塞いでいる腕は誰のものなのか。ここで視聴者の間で話題になったのが、第21話でチンギスと握手した乃木の手首に映った黒い腕時計です。後半戦の予告で薫の口を塞ぐ場面にも、同じような黒い腕時計が映っていた——という指摘が出ています。
当ブログは第19話の予想記事で、この寝所の場面を襲撃ではなく、味方による退避ではないかと読みました。特殊作戦群の警戒をシンシーが突破するのは組織の描写として無理があり、警備を抜けて乃木の家に入れるのは、乃木本人か、乃木と同じ顔を持つ者しかいない——という理由です。腕時計の一致は、この読みをさらに強めています。
先手を打つ別班——保護移送と「囮」
そう考えると、第22話の展開はこう予想できます。シンシーが動く前に、乃木がジャミーンと薫を確保して安全な場所へ移す。暗闇でおびえる二人の場面は、深夜の急な移送を外から見たものかもしれません。
そしてもう一歩踏み込むなら、ここで囮が仕込まれる可能性があります。シーズン2の別班は、一貫して「敵に偽の標的を追わせる」戦い方をしてきました。偽の移送先、AIによる通信の差し替え、変装したバスでの検問突破——。本物のジャミーンを移した後、敵が向かう先には別の「何か」が待っている。シンシーがジャミーンを奪いに来ること自体を、逆に罠として使う——別班らしい一手です。
この読みが成り立つなら、野崎の「暴露」にも別の意味が生まれます。ネット上でも、野崎があっさりとアディエルやジャミーンの素性を口にしたことに違和感を指摘する声が出ています。シンシーを日本へ引きずり出すための撒き餌だったのだとすれば、野崎は牢の中からでも作戦の一部を担っていたことになります。
ここまでの読みで、当たっていたこと
本題の「第三勢力」に入る前に、当ブログがこれまでの記事で示してきた読みのうち、放送で裏付けられたものを整理しておきます。後半の推理は、この積み上げの上に立っています。
若い侍=アディエル
プリシャを連れ去った「若い侍」はアディエルではないか、そうであれば全てが繋がる——と書いた読みは、第20話でエリシャ自身の確認により的中しました。
プリシャ=ジャミーン
五つの根拠から本命とした同一人物説は、野崎の証言「アディエルの9歳の娘が日本にいる」で事実上確定しました。
「10人前の米」は外へのサイン
牢の中の野崎が外へ信号を送っていたという読み。現地の別班員が城へ運び込まれる食料から内部の状況を割り出し、5人がまだシャキ城にいることと敵の兵力を算出していたことで裏付けられました。
乃木とリュウの入れ替わりは起きていない
確度は低いと評価した入れ替わり説。第20話冒頭の「その頃、野崎たちは」という語りで時系列が同じだと示され、乃木とFが会話する場面もあったことで否定されました。
チンギスはゴルバドで捕らわれる
隠し予告の映像から読んだ通り、チンギスは2機のジェットを見送った後、両手を上げて投降しました。
作戦は成功、別れは「代償」
奪還作戦はおおむね成功し、その帰路に誰かを失う——という読み。別班員4人は救出され、和田は遺体となって日本へ帰り、チンギスは地上に残りました。
黒幕はCIAか——シーズン1第1話の「サムの一言」
ここからが本記事の核心です。シーズン2は日本・シンシー・テントの三つ巴として描かれてきましたが、当ブログはずっと「西側がまだ盤面に出てきていない」という読みを追ってきました。そして、その手がかりはシーズン2ではなく、シーズン1の第1話にありました。
「ちょうどその周辺を調べていた」
思い出してください。誤送金された金の行方を追ってバルカに入った乃木は、現地で手詰まりになり、CIAに勤める高校時代からの友人・サムに電話をかけます。バルカの銀行からの送金先を追ってほしい——その頼みに、サムはこう答えて引き受けました。ちょうどその周辺を調べていた、と。
そしてサムは、金がダイヤモンドに換えられ、ザイールという男の手に渡ったこと、ザイールがセドルにいることまで突き止めて乃木に伝えます。テントの重要な幹部の居場所を、公安ですら長い時間をかけた相手を、電話一本で。しかも乃木の顔を偵察衛星から確認できるほどの精度で、上空からバルカを見ていたのです。
当時この一言は、乃木の人脈の広さを示す小さな場面として流されました。しかしこの作品は、第1話の何気ない台詞を物語の最終盤で回収する作り方を繰り返してきました。わざわざ「CIAがその周辺を調べていた」と言わせたことには、意味があるはずです。
なぜCIAはバルカを見ていたのか
シーズン2で明らかになった構図を当てはめると、この問いに一本の答えが出ます。
- 核融合を手に入れるには、エリシャの協力が要る技術はエリシャの手の中にあり、彼は交換条件を出していた。
- その条件は、7年前に奪われた娘を取り戻すこと第19話で明かされた、エリシャの唯一の願いです。
- 娘を連れ去ったのはテントだったベキとアディエルがタイランの拠点を襲い、2歳のプリシャを連れ出していた。
- つまり、核融合を追う者は必ずテントを追うことになる実際にシンシーがやったのがこれでした。ベキの葬儀で子どもまで含めて参列者を撮影し、野崎を通じてテントの情報を集めていた。
だとすれば、シーズン1の時点でCIAがテントを追ってバルカに目をつけていたのも、同じ理由だったと考えるのが自然です。テロ組織を追っていたように見えて、実はその先にある核融合を見ていた——。
7年前、タイラン襲撃を依頼したのは誰か
さらに一つ、まだ答えの出ていない謎があります。7年前にテントがタイランの拠点を襲ったのは、タイランを潰したい別の組織からの依頼だったという点です。テントは資金を得るために各国の依頼を請け負う組織でした。
核融合の科学者を囲い込んでいたブローカーを、誰が潰したかったのか。世界のエネルギーと覇権の構図を書き換える技術を、どこかの国に独占されることを最も恐れ、同時に最も欲しがっているのは——。依頼主がCIAであれば、その後もテントを監視し続けていたことにも筋が通ります。
CIAは「静観」していたのではないか
そしてエリシャの核融合は、本人の「自殺」とともに「デマ」だったと結論づけられていました。しかし、世界最高峰の諜報網を持つ組織が、その結論をそのまま信じて手を引いたのでしょうか。当ブログは以前から、これは手を引いたのではなく、表向きの結論を出したうえで静観していたのではないかと読んできました。日本とシンシーが争奪戦で消耗し、技術の所在がはっきりした瞬間に動く——情報機関として最も合理的な振る舞いです。
加えて、プロモーション映像を見返すとサムがこれから登場することが分かる、という指摘もファンの間で出ています。シーズン1の第1話で上空から乃木を見下ろしていた目が、最終盤で地上に降りてくる——十分に考えられる展開です。
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エルサレムの男「ピョードル」の正体
CIAが背後にいるとすれば、その手足となる人物が現場にいるはずです。そこで改めて浮かび上がるのが、第13話のラストで野崎がエルサレムで接触した男です。
この男については、解説放送版で「ピョードル」という名前で呼ばれていたことがネット上で指摘されています。ロシア系の名前です。そして最近、この男をめぐって、シンシーとは別の組織が、エルサレムの時点から潜入捜査に入った野崎の背後について協力していたのではないか——という見方が浮上しています。
根拠①——ブルーウォーカーへの認識の差
最大の手がかりは、ブルーウォーカー(太田梨歩)に対する認識の差です。第14話でこの男は、ブルーウォーカーの存在を把握したうえで、別班がすでに別班員の移送先まで捕捉していることを野崎側に伝えていました。それを聞いて、移送の日程は急きょ早められています。
ところが第21話では、シンシー本部は太田のハッキングに大混乱しました。衛星は使えず、10人がかりで復旧を試みても歯が立たない。もしエルサレムの男がシンシーの一員で、ブルーウォーカーの情報を握っていたのなら、本部がここまで後手に回るのは不自然です。この男の情報網は、シンシーのそれとは別物だと考えるほうが筋が通ります。
根拠②——エルサレムという場所
そもそも、なぜ会合の場所がエルサレムだったのか。世界でも屈指の防諜網を持つイスラエルの土地で、中国系の諜報機関が日本の公安幹部と接触する——その情報機関が気づいていないと考えるほうが難しい。場所そのものが、モサドの関与を示唆していると言えます。
根拠③——「ロシア系の名前」が示すもの
ピョードルというロシア系の名前から、ロシアの組織が背後にいるのではないかと考える人もいます。ただ、ここは慎重に見る必要があります。シンシーの側にも、黒須を拉致した周浩然という「ロシア系中国人」がいると公式に説明されています。名前だけでは所属は決まりません。
むしろ注目すべきは、その名前の男がエルサレムにいたことです。イスラエルには1990年代を中心に旧ソ連から大量の移民が渡っており、ロシア系の名前を持つ人は珍しくありません。エルサレムにいるピョードルという男は、ロシアの工作員というより、ロシア系のイスラエル人——モサドの協力者と読むほうが自然です。
上空の目、現地の仲介役、敵の懐の潜入者——三層で読むと、野崎の背後が見えてくる
三層で読むと、構図がつながる
ここまでを重ねると、次のような三層構造が見えてきます。
- 上空の目=CIA——シーズン1第1話から「その周辺」を調べ、核融合を追ってテントを見ていた
- 現地の仲介役=ピョードル——モサドとつながるエルサレムの男。野崎をシンシーの懐へ送り込み、その背後で情報を支える
- 敵の懐の潜入者=野崎——シンシーの内側から、核融合と別班員の情報を外へ流す
モサドはあくまで場を提供し、手を貸す立場。その上にいて糸を引いているのが、核融合を追い続けてきたCIA——という構図です。
野崎の背後にいる協力者——「5月22日」と電光掲示板
この三層構造は、シーズン2で未回収のまま残っていた謎にも答えを出します。
シャキ城の位置を、野崎に教えたのは誰か
当ブログは第17話の直前考察で、電光掲示板は情報の受け渡し手段ではなく、自作自演の工作だったと書きました。根拠は時系列です。シャキ城の座標を示す送金が行われたのは5月22日、電光掲示板の表示は5月24日。送金が先にある以上、野崎は掲示板を見る前からシャキ城の位置を知っていたことになります。掲示板は、200人を超える警備の兵を分散させるための仕掛けだった。
では、5月22日より前に、野崎へシャキ城の位置を伝えたのは誰か。シンシーの内部にいながら、本部とは別の情報網を持ち、ブルーウォーカーの存在まで把握していた人物。その最有力候補が、エルサレムの男の筋です。そして電光掲示板という大がかりな工作を外側から支えたのも、同じ筋だと考えると全体がつながります。
「10人前の米」は、誰に届いたのか
そしてもう一つ、牢の中の野崎が「10人前の米」を求めた場面。これは外部への信号であり、実際に現地の別班員が城へ運び込まれる食料の量から内部の状況を割り出していました。野崎は牢の中からでも、外の協力者と別班の両方へ情報を流し続けていたことになります。囚われの身でありながら、野崎はずっと作戦の中にいたのです。
リュウはダース・ベイダーになるのか
最後に、もう一人の鍵となる人物、リュウについて。当ブログは以前、『VIVANT』の物語構造を『スター・ウォーズ』と重ねて読む記事で、敵の中にいる者が最後に翻り、その代償として命を落とすという型を予想しました。ダース・ベイダーが最期にルークを救って息絶えたように——。いま、その役を担うのはリュウしかいません。
積み上がってきた「味方の兆し」
第16話の再会で口にした不自然な数字、第17話の「10日で戻る」と胸を三度叩く所作、第18話で飢えさせた後に救った手、第19話でカメラを切った密室と核融合チームの責任者への出世。そして第21話では、プリシャの正体を突き止めた「褒美」として再び野崎の牢を訪れ、ドラムを麻酔銃で眠らせ、監視カメラを切り、看守を下げて二人きりになりました。
このとき持ち込んだ大きなバッグ、牢を出たときのリュウの髪の乱れ、そして野崎のシャツの第二ボタンが外れていたことから、ネット上では防弾チョッキを着せたのではないか、あるいは新庄のときのように顔の型を取ったのではないか——という読みが広がっています。いずれにせよ、野崎をシンシーから逃がすための準備と考えるのが自然です。
乃木は、リュウの生存に気づいたか
そして第21話では、もう一つ見逃せない場面がありました。検問で丸腰の乃木と向き合った周浩然が、乃木の顔に驚いたのです。リュウと瓜二つの顔。乃木はその反応に疑念を抱いたように見えました。自分と同じ顔の男がシンシーにいる——その可能性に乃木が気づいたのだとすれば、二人が向き合う瞬間は近いはずです。
「さよなら…野崎さん」
後半戦の予告で流れた、リュウの「さよなら…野崎さん」という声。そして第22話の先行カットでは、逆上したリュウが銃を構える姿が公開されています。その銃口の先にいるのは誰なのか。
5年前、拷問に耐えながら野崎の救出を待ち、それが叶わなかった男。その男が今度は、自分の地位も命も賭けて野崎を逃がす側に回る。そして最後に、野崎の目の前で散っていく——。敵の仮面をつけたまま愛に殉じる、それがリュウという人物の結末になると見ます。
VIVANT22話で見るべき六つのポイント
薫の口を塞いだのは乃木か
腕時計の一致が示す通り、寝所の場面は味方による退避なのか。シンシーより先に別班が動いたのであれば、日本での攻防は別班が主導権を握っていることになります。
日本に来る「敵」は誰か
シンシーの日本の工作員は拘束済みで、補充には時間がかかる。それでも襲来があるなら、来るのはシンシーの本隊か、タイランの手の者か、それとも別の勢力か。
サムの再登場
シーズン1第1話から「その周辺」を見ていたCIAが、いつ、どんな形で画面に戻ってくるのか。核融合という言葉と同じ場面に現れたら、本記事の読みは裏付けられます。
エルサレムの男、再び
ピョードルが再登場するか、あるいはその存在が誰かの口から語られるか。野崎の背後の協力関係が見えた瞬間、三層構造がつながります。
リュウの銃口の先
逆上したリュウが撃つのは誰か。ハンか、シンシーの兵か、それとも——。ダース・ベイダーの型に入るかどうかの分岐点です。
チンギスの行方
投降したチンギスは救い出されるのか。バルカの英雄を見捨てない形で、ノコルとテントが再び動く可能性があります。
よくある疑問
Q. エルサレムの男は、シンシーの人間ではないの?
第14話で男が野崎を「ボスに会わせる」流れになり、その後ハンとの会食が描かれたことから、シンシーの一員と見る向きもあります。ただ、男がシンシーの外の人間でも、野崎をシンシーの懐へ送り込む仲介役だったと考えれば矛盾はありません。むしろ第21話でシンシー本部がブルーウォーカーへの対応に追われたことは、男の情報網が本部とは別物であることを示しています。
Q. CIAが背後にいるなら、なぜ表に出てこないの?
情報機関にとって、自ら手を汚さずに目的を達するのが最善だからです。日本とシンシーが互いに消耗し、核融合の所在とエリシャの条件がはっきりした瞬間に動けば、最小の損失で最大の成果が得られる。別班員の救出劇に戦力を割く理由はなく、技術そのものが動くときにこそ姿を現す——そう考えると、残り3話のどこで出てくるかが見えてきます。
Q. 野崎はどこまで計算して動いているの?
エルサレムで背後の協力関係を結び、シャキ城の位置を受け取り、電光掲示板で警備を分散させ、牢の中から「10人前の米」で外へ信号を送る——。ここまでの流れを並べると、野崎は最初から複数の勢力の間で情報を動かす結節点として設計された人物だと分かります。ジャミーンの存在を明かしたことも、その延長線上にあるのかもしれません。表に見えない構造を一つずつ読み解いていくこの感覚が好きな方は、当サイトの無料診断で自分の直感のタイプを試してみるのも面白いかもしれません。
まとめ——上空の目は、第1話から見ていた
・第22話はジャミーンをめぐる日本での攻防。発端は野崎が明かした「アディエルの娘は日本にいる」。ただしシンシーの日本の工作員は拘束済みで、すぐには動けない
・薫の口を塞いだ腕の腕時計は、乃木のものと同じという指摘。シンシーより先に別班が二人を移し、敵の襲来を逆に罠として使う展開を予想
・シーズン1第1話、サムは「ちょうどその周辺を調べていた」。核融合を手に入れるには娘が要り、娘を握っていたのはテント——CIAは最初から核融合を見てテントを追っていた
・7年前のタイラン襲撃をテントに依頼した「別の組織」も、CIAが本命
・エルサレムの男ピョードルは、ブルーウォーカーへの認識の差からシンシーとは別の情報網の人間。ロシア系の名前はエルサレムではむしろモサド側の協力者を示す
・CIA(上空の目)→ピョードル(仲介役)→野崎(潜入者)の三層で読むと、5月22日にシャキ城の位置を伝えた協力者、電光掲示板の工作まで一本につながる
・リュウは敵の仮面のまま野崎を逃がし、最後に散る——ダース・ベイダーの型が本命
シーズン1の第1話で、乃木は砂漠の街で空を見上げ、電話の向こうのサムに居場所を見つけてもらいました。あのとき上空から見下ろしていた目は、そのままずっと、この物語を見続けていたのかもしれません。日本・シンシー・テントの三つ巴の上に、もう一つの視線がある。残り3話——その目が地上に降りてくる瞬間を、見届けたいと思います。
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